- ■ 広島空港から尾道まで
- 芸陽バスでJR白市駅へ13分、JR山陽本線に乗り換えて、JR尾道駅まで40分。また、福山リムジンバスで高坂BSまで14分、因島行きバス(フラワーライナー)に乗り換えて尾道駅まで37分。
- ■ 松山空港から今治まで
- リムジンバスでJR松山駅まで20分、さらに松山から今治まで特急で35分。
1999年5月に全橋が開通し、瀬戸内を代表する観光地「しまなみ海道」。開通以来、毎年たくさんの観光客がこの地を訪れ、しまなみの島々に魅了されています。今回は、おススメスポットを交えながら、しまなみ海道の絶景の旅をご案内します。
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、全長約70kmのしまなみ海道。この間には6つの島(大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島)があり、これを7つの橋(新尾道大橋、因島大橋、生口橋、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋)で結ぶ「海の道」です。このしまなみ巡りには、車はもちろん、瀬戸内の心地よい海の風を感じることができるサイクリングがおすすめ。
このしまなみ海道には、日本で初めての海峡を横断する自転車道「瀬戸内海横断自転車道」があります。しまなみ海道の島々を結び、2010年度日本経済新聞「おすすめのサイクリングコース」ランキングでは堂々第1位にも選ばれた、国内屈指のサイクリングコース。しまなみ海道沿線には14ヶ所のレンタサイクルターミナルがあり、乗捨ても自由なので、気軽にサイクリングを楽しみながら、しまなみ海道の歴史・文化・風景を楽しむことができます。
※「しまなみ海道サイクリング」に関する詳しい情報はこちら
「瀬戸内しまなみ海道」の本州側の起点、尾道。坂や階段の多い街として有名で、数多くの映画文学の舞台にもなりました。尾道市街やしまなみの島々が眺められる「千光寺公園」がランドマーク的存在です。
尾道から尾道水道を渡ると、そこが向島です。尾道とは、新尾道大橋と尾道大橋、そして、5つの渡船で結ばれています。
大林宣彦監督の映画「明日」のロケ地としても有名です。
室町時代から戦国時代にかけて瀬戸内海で活躍した村上水軍の本拠地が、この因島。その村上水軍の水軍城を復元している「因島水軍城」では、その歴史を感じることができます。
全国でも有数の柑橘類の生産地で、国産レモンの発祥地でもある生口島。耕三寺・耕三寺博物館や平山郁夫美術館など、美術館や博物館も多くあり、歴史と文化が感じられる島です。
日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社が鎮座する大三島は、神の島と呼ばれてきました。
島の北半分では、全長25kmのサイクリングロードが整備されているので、レンタサイクルで大自然を満喫するのもおススメ。
古くから古くから製塩業が盛んで、「塩の島」として知られていた伯方島。伯方島I.C近くにある「マリンオアシスはかた」では、「伯方の塩」を使った塩ソフトクリームがいただけます。
しまなみ海道の愛媛県から最初に渡る島が、ここ大島。四国最大級の「よしうみバラ公園」や、日本三大急流の1つ「来島海峡」を一望できる「亀老山展望公園」があります。
「瀬戸内しまなみ海道」の四国側の起点が、ここ今治。造船やタオルの街として知られています。近年では今治のご当地グルメ「焼豚玉子飯」で、街全体が盛り上がりをみせています。
瀬戸内は、気候、波が穏やかで時刻や季節とともに移り変わる多島美を眺めるだけでもホッとする場所です。
牡蠣や小魚,かんきつ類をはじめとした食材もたいへん豊富で、港町には、海路が交通の要であった時代の古い町並みや船を使ったお祭りなどの伝統行事が今でも残っています。
広島県では、そんな多くの魅力を世界中の人々に体験してもらうプランを盛り込んだ「瀬戸内 海の道構想」を策定中です。