2006年3月に発足したこのプロジェクト。銀座の食や文化を考える市民の有志たちが集まり、銀座を活性化させたいという考えから養蜂という発想に。紙パルプ会館の屋上では銀座生まれのミツバチが浜離宮や皇居、マロニエ通りの花から蜜を集めてきます。
“銀座で生産したものを銀座で消費すること”を目的に採取するハチミツは、1週間で20キロ以上にも。 ミツバチを通して、都市と環境、人と自然の関係を見直す考えは年々広がりをみせています。
緑の少ない銀座において環境と生態系を実感できるほか、バーや銀座ならではの老舗でミツバチが集めたハチミツを使ったカクテルやスウィーツも楽しめる。銀座の街の活性化のために3年前から行われている興味深いプロジェクトの魅力に迫る。
2006年3月に発足したこのプロジェクト。銀座の食や文化を考える市民の有志たちが集まり、銀座を活性化させたいという考えから養蜂という発想に。紙パルプ会館の屋上では銀座生まれのミツバチが浜離宮や皇居、マロニエ通りの花から蜜を集めてきます。
“銀座で生産したものを銀座で消費すること”を目的に採取するハチミツは、1週間で20キロ以上にも。 ミツバチを通して、都市と環境、人と自然の関係を見直す考えは年々広がりをみせています。
紙パルプ会館の役員でプロジェクト世話人である田中さんが、養蜂を始めるきっかけから、銀座でミツバチを飼うという無謀とも思える行為に周囲からの理解を得るまでの苦労を語ってくださいました。
プロジェクト世話人の田中さんが、3年目に入ったプロジェクトの今後の発展の可能性、都市と環境、人と自然の関係などミツバチ達が広げるエコの輪が広がる喜びを語ってくださいました。
松屋では銀座で採れたハチミツから多種多様なスイーツを提供しています。さらに2007年から銀座グリーンプロジェクトに賛同し、屋上で野菜を栽培するなど、環境活動も積極的に推進しています。
銀座レカンでは、銀座で採れたハチミツからオードブルなどを提供しています。シェフは、花の種類によっても全く違うハチミツの香りなど、その特徴を生かしきることに魅力を見出したそう。
ミツバチが蜜を運べるのは巣から4km以内。銀座の街中には緑が少なくても、浜離宮恩賜公園も行動圏内なんです。潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園には緑がいっぱいです。