ここは沖縄本島内でも種類豊富なマングローブ林として認知されている。野鳥の多さからかバードウォッチングの名勝地としても有名です。真横からマングローブの生命力を感じるも良し、金武大橋や高台から眺めるうっそうと生い茂る風景を楽しんでもいい。億首川の静かな流れにも、じっくりと耳を傾けてみて。
マングローブは海水と淡水が混じる場所に生える木の総称で、国道329号を金武大橋側から旧国道に入り、億首川沿いに下ると水の中に生えるマングローブ林が見られます。マングローブが広がる河口は野鳥のオアシス、バードウォッチングに最適です。
億首川は金武町（きんちょう）の東部を流れ太平洋に注ぎます。河口にはマングローブが群生し、魚やカニ、エビ、貝などの住処となっています。また周辺はタイモの水田が広がり、水鳥達が遊ぶ光景が見られます。一帯は探鳥地としても知られ、留鳥のカイツブリやカワセミ、渡り鳥のカルガモやマガモ、コサギ、ササゴイなど、観察できる野鳥の種類も豊富です。