街ログ

三四郎島

トンボロという現象で、干潮時になると幅30mの石の橋で陸地と結ばれ、歩いて渡ることができる珍しい島だ。昔、この島に”伊豆の三四郎”と呼ばれる源氏の若武者が、隠れ住んでいた。三四郎と恋に落ちた地元豪族の娘・小雪は、トンボロ現象によってできる道を通って三四郎に会いに行っていた。しかし、ある日渡りきらないうちに潮が満ちてしまい、海に没したという話が伝えられている。三四郎島の白い岩肌には波千鳥(なみちどり)が舞い、夕日はことのほか素晴らしい。
:静岡県西伊豆町(賀茂郡)仁科2962
:2008-02-13 16:53:13


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