街ログ

ロワールワインのABC 3.トゥーレーヌ地区

パリの南西、約1000kmに渡ってゆるやかに流れる自然豊かなロワール河。この流域は中世からルネッサンス時代にかけては、フランス宮廷の社交の中心地となり、多くの王侯貴族たちに愛された由緒ある地方です。
白・赤ワインだけでなく、ロゼやスパークリングワインなど多種多様なワインが造られるロワールワイン地方を知ると、自然とワイン全般の知識が身につきます。

講師:元場章人氏
・2006年ロワールワイン ワインアドバイザーコンクール準優勝
・田崎真也ワインサロン 支配人

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②トゥーレーヌ地区 Touraine
・トゥール市を中心にぶどう畑がひろがっており、バリエーションも豊か。
・古城が多く点在し、歴代の王侯貴族がルネッサンス文化を開花させた歴史ある地域としても
知られる。

< 代表的なワイン >
AOCシノン(Chinon) 赤・白・ロゼ
AOCブルグイユ(Bourgueil) 赤・ロゼ
AOCヴーヴレイ(Vouvray)白・発泡性
*AOC(原産地統制名称):ワインの産地や作り方などを厳しく規定したフランスの法律

< 代表的なぶどう品種 >
シュナン・ブラン Chenin Blanc
カベルネ・フラン Cabernet Franc

< 相性の良い料理 >
白ワイン:辛口 - キッシュ、刺身、豚肉のパテやペースト
甘口 - りんごのタルト
赤ワイン:鶏レバーや砂肝の煮込み、うなぎの蒲焼
ロゼワイン:ハム・ソーセージやそのサンドウィッチ
発泡性ワイン:アスパラガスのマヨネーズ添え

ロワールワインについての詳しい情報は:
http://www.vinsdeloire.fr/ja_JA/
:東京都千代田区丸の内3丁目1-1
:2010-07-07 21:48:35


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