奈良国立博物館は、仏教にまつわる古美術品や考古遺品が多く展示されている博物館で、創立100周年を迎えた歴史ある博物館です。周辺には奈良公園をはじめ春日大社・東大寺・興福寺などがあります。
展示施設には本館、東新館、西新館、地下回廊などがあり、本館は、赤坂離宮（迎賓館）などを手がけた宮廷建築家・片山東熊の設計により1894年（明治27年）竣工したものです。重厚な趣のあるレンガ造りの本館は、明治期の洋風建築の代表例として国の重要文化財に指定されてます。また毎年秋に実施されている「正倉院展」の会場にもなっているほか、絵画と書跡は、毎月展示変えされているので訪れるたびに新しい発見があります。

●開館時間：9:30～17:00（入館は16:30まで※開館時間延長あり）
●観覧料金：大人500円 高校・大学生250円 小・中学生無料
●休館日　：月曜（休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日）、年末年始
※休館日・開館時間は臨時に変更することがあります。