街ログ

宮良殿内

八重山の行政官・宮良間切の頭職だった宮良親雲上當演(ぺーちんとうえん)が、琉球の伝統的な建築様式にのっとり1819年に作らせた私宅。豪壮な赤瓦の家です。
第二次世界大戦で沖縄本島の士族家屋はことごとく焼失してしまいましたが、石垣島は戦火を免れたため、この「宮良殿内」も焼失せずにすみました。後に当時の士族邸宅を知る資料として国の重要文化財に指定されています。沖縄県内における殿内構造の唯一の士族屋敷で、門構えからその立派さに驚かされます。
:沖縄県石垣市大川178
:0980-82-2767
:2008-03-06 16:56:47


メディア向け
資料映像提供のお問い合わせ